セミナーコース 現代の管理学Iコース Part.1
管理者の本質を浮き彫りにする9つのテーマ

当社セミナーコース「現代の管理学T」について元橋康雄、セミナー講師 染野裕、国実誠、セミナー部 越田隆の鼎談をお届けします。
●テーマと重点的な要素について
――「現代の管理学Tコース」ではどのようなことを行うのでしょう。
元橋 「現代の管理学Tコース」では「管理者の本質」というものを色々な角度から追及していきます。このコースでは9つのテーマに沿って一つ一つ掘り下げて、管理者の本質を追及していきます。そうすることで、抽象的であったものが浮き彫りにされ、具体的になってきます。
――9つのテーマがあるとおっしゃいましたが、具体的にどういったものでしょう。
元橋 まずは「目標の具体化」それから「クレーム処理」「顧客第一主義」「コミュニケーション」「仕事の与え方」「納期管理」「責任と責任感」「部下管理」そして「権限の科学」の9つです。
染野 具体的に申し上げますと、9つのテーマそれぞれについて知識の習得ならびに整理を行います。次に、テーマ毎にあるべき姿に対する、自部門及び自分の現状をキチンと捉えます。あるべき姿と現状の差が問題なわけです。
つまり、自部門や自分自身の問題を明快に掴んで頂くわけです。「現代の管理学Tコース」は問題発見セミナーと言われているゆえんです。
――9つのテーマのうち、特にこのテーマを重点的に学んで頂きたいというテーマはございますか。
染野 具体的に言うと「目標の具体化」「コミュニケーション」「責任と責任感」これは全ての管理者に共通して学んで頂きたいです。
国実 多くの受講者は「コミュニケーション」が重要と言われますが、やはり「目標にリンクしたコミュニケーション」でないと効果的に改善は進みません。
元橋 そうですね。「目標管理」があり、そのために「コミュニケーション」が必要で、それで「責任感」が出てくる。
染野 この先は、立場や経験に応じて必要な掘り下げをします。例えば「権限の科学」というテーマの場合、経験の浅い管理者よりも経験豊富な管理者の方が理解度が深く、より意味のあるものになります。また、部下がいない管理者に「部下管理」を行ってもピンとこない時があります。ただ、今いないからといって、この先ずっとそうかというと、そういうわけではありません。突然部下ができた時、どうしていいか分からない、では困りますから。従って、最終的にはこれら9つのテーマは管理者であれば最低限の必要なテーマであるわけです。
●研修の具体的な進め方
――具体的には、研修はどのように進めるのでしょうか。
国実 まず、講師から受講生にどんどん質問します。受講生は自ら考え、発表していく。その中で自ら気づいていくわけです。この方法を、私共では「会議式リーディング方式」と呼んでいます。
元橋 受講者の多くは、これら9つのテーマについて知識としては持っていても、深く掘り下げる機会がありませんので、本質までは触れていません。従って「現代の管理学Tコース」を受講することにより、どんどん深く堀り下げて本質に到達することができます。こういうものを追求できるセミナーは、非常に具体的で面白いと思います。
それから「思考力」と「表現力」や「発言力」を引き出せますので、それも一つの大きな効果です。9つのテーマを掘り下げることで、別の効果も出てくるわけです。
染野 全階層に共通する本質の追及ですから、これを企業様の研修で導入するにあたり、主任にはこれ、係長にはこれ、課長にはこれ、部長にはこれ、と研修テーマを変える必要はありません。全階層で共通認識を持つためにもこれは重要です。そして、本質を捉えた上で、今度は階層別にステップアップしていけばいいわけです。
●「現代の管理学T」コースの位置づけ
――このコースが全ての管理者のベースになっているコース、ということでしょうか。
元橋 たくさんある研修コースの中でも、管理者教育の入り口としてこの「現代の管理学Tコース」を受講されて、ステップアップしていく。
その点においては、非常に基礎的なコースであるといえます。
染野 そう、その上で例えば「部下の動かし方を学ぶコース」があり「管理されている部や課の目標を達成しなければいけないということを学ぶコース」があるわけです。
つまり、この「現代の管理学Tコース」から先、人それぞれが向かう方向性が変わってくるのだと思います。
――そういう意味では、営業活動においては、やはり「現代の管理学Tコース」からお勧めするのでしょうか。
越田 そうですね。まずは「現代の管理学Tコース」からお勧めします。その受講が終わった後に、必ず自分自身の弱点が見えてきます。例えば、部下管理において自分に弱点があると気づかれた方であれば、次に「リーダーの条件コース」をお勧めしようと考えております。この「現代の管理学Tコース」はそこの土台になる商品なので、最初に受講しなければならないコースとして位置づけています。
●コースの目的と期待されること
――それでは「現代の管理学Tコース」の目的を具体的にいうとどのようになりますか。
元橋 このコースは、全ての方に通用する万能コースです。これから管理者を目指す方とか、管理者になったばかりの方は「マネジメント」を知りません。従って「マネジメント」とはこういうものだということが理解出来るようになります。
――実際に「現代の管理学Tコース」を受講される方は、企業内で現在どのような役職や立場の方でしょう。
染野 管理者を目指している方から、現役の管理者まで、実に幅広い立場の方が受講されています。中でも特にどの階層に一番受講して欲しいかと聞かれたら、間違いなく経営者と言います。大企業の経営者は無理にしても中小企業の経営者だったら、まず経営者からこの「現代の管理学Tコース」を受講して頂きたいと思っています。
――「現代の管理学Tコース」を受講されている方の現状はどのような方でしょう。
国実 現状は、基本的には管理者とは名ばかりのプレイングだけが上手い人が結果的に上に上がって管理者になったという方がほとんどです。彼らは管理者になったものの、数字に追われて管理を行っている方はほとんどいらっしゃいません。それは勝ち組といわれる超大手の企業でも同じです。従って、ほんの2時間の研修でも「あっそうだったんですか」という話になります。それが今の日本の管理者の現状です。
――企業の派遣責任者様が、当コースを通じて学ばせたいことはどういったことだと思われますか。
元橋 派遣責任者様で大手企業の取締役の方は、過去、自分が参加した色々な研修の中で一番印象的だった研修がこの「現代の管理学Tコース」だったのです。従って、部下の研修を選ぶ中からこのセミナーを受講されることになり、今では100人を越える管理者の方が受講されています。それは皆様が深く考えること、又、自分の考えを発信し合う体験をさせ共通認識を持たせたいからでしょう。
(Part.2へ続く)
2008年9月11日