セミナーコース リーダーの条件コース Part.1
良い人間関係を築いていくために

当社セミナーコース「リーダーの条件」について元橋康雄、セミナー部講師 湊谷勝、上村健一郎、セミナー部 係長 丸山和記の鼎談をお届けします。
●「人間関係」に関連した技術
――「ヒューマンスキル」の本当の意味とは何でしょうか。
元橋 「ヒューマンスキル」という言葉は、何となく使いやすくて皆さん使っているわけですが、かなり大きな意味合いを含んでいます。一言で言うと「人間関係」に関連した技術と言っていいでしょう。
特に「管理者」や「リーダー」の人達においては、部下との関係を高めていくための技術、さらには部下を育成するためのテクニックであると考えています。
――企業が求めている「ヒューマンスキル」というものには、どんなものがありますか。
湊谷 部下や周りの方との信頼関係を築いていくコミュニケーションスキルが求められています。さらに、部下を動かして業績を上げていかなければいけません。人を動かすためのコミュニケーションスキルが求められています。
具体的には、仕事を与える時、部下が内容や出来映えをイメージできるような伝え方と、良いところは当然伸ばしていきたいわけですので、伝え方と褒めるポイントです。慣れ合いや妥協をしていくのではなく、時には厳しいことや嫌なことが言えなければいけません。
そして、それが相手に理解される、納得されるものでなければならないと思います。ですので、きちんとした注意の仕方、アドバイスの仕方というようなことが求められていると考えています。
元橋 リーダーの側から見ると「部下育成」ということが、非常に難しい問題になってきています。というのは、リーダーと部下との「人間関係」がなかなか築きにくい時代になっているということがあり「部下育成」というところまでいっていないのです。ですので、企業側が一番求めているものは、より良い「人間関係」を築いていくための能力やスキルです。
●「リーダーの条件」コースとは
――それでは、今お話しされていた「ヒューマンスキル」を身につけるための「リーダーの条件」とはどのようなコースでしょう。
上村 コースの「ねらい」は、大きく分けて三つです。一つ目は「ヒューマンスキル」の重要性の認識を高めて頂くこと。二つ目は、リーダーとしての自覚や伝達力、表現力の向上を図って頂くこと。三つ目は、人を動かすコミュニケーションの技法を習得して頂くことです。そのために、2泊3日で計36時間の研修にどっぷり浸かって頂きます。
研修テーマは「リーダーシップ」「コミュニケーション」「正しい仕事の与え方」「部下を褒める」「部下を注意する」などです。研修の進め方は、私共講師と質疑応答を繰り返していく「会議式リーディング方式」が5割、実践形式のロールプレイが5割を占めます。
●業界によるニーズの傾向
――「リーダーの条件コース」に参加される方には、どのような業界の方が増えていますか。
湊谷 最近の傾向として、IT関連会社の方の参加が非常に多くなってきていると感じます。当然、テクニカルなスキルが大事ですけれども、仕事をしていく上で上下や横の協力関係や他部門との調整が益々求められているのだろうと思います。
そのために、コミュニケーションが重要になるわけです。実際の職場では隣の人にもメールで連絡を済ませ、文字だけのやりとりで会話もほとんどないので「一声掛けてくれれば…」というわだかまりを感じているというお話しはよく聞きます。
また、コミュニケーション不足から業務の把握や分担が正確にされず、同じようなシステムを別々の方が作っていて、後からそれが分かるということもあるようです。
これらは一例に過ぎませんが、いずれにしても周囲とのコミュニケーションの重要性や必要性を感じていらっしゃるのではないでしょうか。
●「リーダーの条件」コースの3本柱
――「リーダーの条件コース」と「指導力開発訓練コース」の違いを教えてください。
元橋 「リーダーの条件コース」は「注意する技術」、あるいは「褒める技術」、それから「仕事を与える一つのテクニック」の3本柱を身につけて頂きます。一方「指導力開発訓練コース」は、そこに「説得」が加わった4本柱です。もちろん「リーダーの条件コース」は3日間、「指導力開発訓練コース」は9日間ですので、訓練時間も3倍は違います。そうしますと「部下育成」について、より本質的な核心に迫ることができます。
――前回「指導力開発訓練コース」のお話しをお聞きしたのですが、「指導力開発訓練コース」と「リーダーの条件コース」の両方を受けるという方はいらっしゃいますか。
元橋 いらっしゃいます。内容的にはよく似ているのですが、本格的に「部下育成」というテーマで体験しようとすると、3日間のセミナーだけではやはり期間が足りないということで、改めて「指導力開発訓練コース」に入校される方がいます。
●杭を打つ
――以前、校長が「杭を打つ」というお話しをされました。これは、「一歩学校を出てしまうと研修効果がどうしても下がっていってしまう」ということです。効果を持続するためにも、「リーダーの条件コース」は活用できる研修でしょうか。
元橋 そうですね。私共の「リーダーの条件コース」に対する商品としての位置づけと、企業側に対するアピールは「日にちが短いこと」「学校まで行かなくてもできる」という点です。ですので「杭を打つ」という意味合いでも、活用することはできます。
また「部下育成」というテーマで、コミュニケーション能力強化の研修ができ、一方通行のセミナーではなく、会議式リーディング方式とロールプレイがあるという魅力があります。そういう点では、非常に取り掛かりやすいということで「リーダーの条件コース」の人気が大変高いということではないでしょうか。
(Part.2へ続く)
2008年9月11日